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毎週水曜日更新

欧州各地での新型コロナウイルス感染の再流行により、入国や現地のビジネスの状況に関してお問い合わせを多く頂いております。
日本同様、エストニア共和国でも新型コロナウイルスの猛威により混乱が続いている状況です。

現地から、新型コロナウイルス感染の最新ニュース(エストニア外務省発表)や、渡航状況、街の様子についてみなさまにレポートいたします。

 

■筆者: スティナ
エストニア出身。cryptomall oü グローバルマネージャ
2018年  筑波大学 芸術専門学群 総合造形領域 学士課程 卒業
2020年  筑波大学大学院 人間総合科学研究科芸術専攻 修士課程 終了
2020年  母国エストニアへ帰国
2020年〜 エストニアデザイナーズ教会アシスタント/日本とエストニアのデザインプロダクトの輸出入アドバイザー
2020年〜 cryptomall oü グローバルマネージャ就任
・趣味 = 音楽・映画(ジブリ)
・特技 = 剣道、ダンス
・語学 = エストニア語、英語、日本語のトリリンガル

 

1.コロナ情報 (エストニア外務省発表 3月19日)
ロックダウン期間のため、最短4月11日までは更新がない見込みです。

詳しい情報はこちらへ(英語版)

日本からの渡航者に関する情報はございません。

 

2.クライシス(kriis). ee 情報
前週から更新がありません。※ロックダウン期間のため、最短4月11日までは更新がない見込みです。

詳しい情報はこちらへ(英語版)

 

3. タリンの現在の様子

エストニア国境警備隊の発表(リンク)も確認できますが、エストニアでは今年の3月6日からマスクをかけなければ、罰金がとられる可能性があります。

 

ただし、その場ですぐ罰金が課されることではなく、Terviseamet(エストニア共和国衛生委員会)に報告されて、そこから裁判になる可能性がある、ということです。

 

今回の制限が発表された時からマスクをかける人の割合が一気に上がったとみられます。

布製のデザインマスクとメディカルマスクをかける人の割合はほぼ五分五分です。

 

ただ、年齢によってその割合が代わります。高年齢ほどメディカルマスクをかける人が多いです。

 

エストニアでのコロナ統計表(エストニア語のみ)

 

近況を要約すれば、3/11から始まった新制限の新規感染者数への影響がそれほどみられません。
その数が減り始めるのがおそらくこれからです。

 

また、新規感染者は主に首都圏に集まっています。

 

一番多く感染しているのは労働人口となる30~60歳の人です。病院での治療を受けている人は主に60歳以上の高年齢層と5歳以下の子どもたちです。
この後者の発展が新型コロナヴィルス(いわゆるイギリス型)の影響だと見られます。

 

ワクチン接種はただいま教育・保護・治療で仕事される方と、60歳以上の方が優先されます。リスクグループやその他の例はもちろんあります。

 

3月24日現在、ワクチン接種された人口の割合は13%ぐらいです。

 

それでは、また来週お会いしましょう。

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